中央化成では日々、様々なことが起こっています。スタッフコラム

安全保障貿易管理研修を受講して

8月26日、9月9日の2日間に渡り、
三菱商事(株)主催による安全保障貿易管理の勉強会に参加致しました。
 
安全保障貿易管理とは、日本をはじめとする主要国で
武器などの軍事転用が可能な物・技術が日本の
安全等を脅かす国家やテロリスト等に渡るのを防ぐため、
先進国を中心とした国際的な枠組みの元に行っている輸出管理のことです。
つまり、安全保障貿易管理とは我が国の平和を守る水際作戦と言えます。
 
物資や技術が何の制限もなく他国へ輸出が出来てしまうと、
輸出先の国で思いもよらぬ使い方をされてしまい国際的な
脅威に繋がってしまう可能性も有りますものね!
そのような事態にならないよう、しっかりと勉強しなければいけません!
 
もし違反でも起こそうものなら・・・刑事罰、行政制裁、企業イメージの悪化等、
個人レベルではとても済まない大変な事になってしまいます。
勉強会に参加しながら、自然とそのようなプレッシャーを感じてしまいました。
 
でも冗談ではなく、グローバル化という言葉が当たり前の世の中で、
管理対象となる案件はいつ起きても不思議ではないと思います。
 
常に学ぶ姿勢を持ち続けなければ、変化の早い現代で取り残されてしまう。
そんな月並みな言葉しか出てきませんが、頑張ろうと思った夏の終わりでした。
 
記:東京営業第一部の社員